長年の夢
長年やりたかった、BassOnTopでのレコーディングをやってきました!
ということで、レポートしていきます。
スタジオの場所
中野サンプラザ店です。
レコーディング、マスタリングをやってくれる方は2人いるみたいです。
他には池袋店があるみたいですが、こっちの方が主流のようです。
アカペラレコーディングマニアになると「これはAさんのマスタリングじゃ!」というのがわかるようになるという噂を聞きました。私はまだ鍛錬が足りないようです。
いざレコーディング
レコーディング準備
この日のために万全のコンディションでやってきたメンバー一同。
レコーディングにテンションが上がります。Taxたっくんのダブルマイクも一層様になります。
ヘッドホンはよくみるド定番のSONYのやつです。
ヘッドホンで録音する時点でかっこいいですよね。最近は、カメレ音楽隊もちゃんとした録音のときは、セルフレコーディングでヘッドホンを使用するようになりました。
アカペラにおいてトラックごとの録音は必須です。音量バランスなどの調整はどうしても必要になるので。
マイクはコンデンサーを期待していましたが、ダイナミックでした。全員一回で録音する形式だと、コンデンサーの場合は音が入りすぎるからでしょうか。
マイクアンプ(?)とパソコンはLANケーブルでつなぐのですね。
一人ずつ歌ってみ?と言われてマイクテストを行ったら、準備完了です。
別室というラグジュアリー
別の部屋からPAやってもらいます。かっこいい・・・!
別な部屋とマイクでやりとりをすることで、なんかすごいことをしている気分に浸れます。
通しで歌って、それをヘッドホンを聴かせてもらって、また通しで歌うという流れでした。
満足のいく、攻めのテイクをとれてよかったです。いつもの円陣をやった甲斐がありました。
時間が余ったので、他の曲も歌わせてもらい、マスタリングはせずにそのままのトラック別の音源をいただきました。家でマスタリングせねば。
いざマスタリング
エンジニアとなるCaptain岡崎。このぎこちなさは何なのだろう。
こういう大型の設備は夢がありますね。
実際はCaptain岡崎が操作するのではなく、エンジニアの方が操作してくれます。
流れはこんな感じでした。
①音程調整
ここはメンバーといっしょにやっていきます。通しで聴いてみて、外れている音程がある個所をメモしておき、直してもらいます。
②トラックの音作り
ここからは基本的にエンジニアの方におまかせになります。ひたすら画面を見て、何をやっているのかを追いかけるタイムです。
イコライザとかかけていましたが、よくわかりませんでした。勉強が足りません。
後でエンジニアの人に話を聞いたら、アカペラの場合はがっつり編集はせずにナチュラルに仕上げるのがよいと言っていました。
③曲中の調整
普段からDAWを触っているTaxたっくんは何をやっているかわかりましたが、他のメンバーは飽きていました。
曲中で、各トラックの音量・エフェクトを細かく調整をしていきます。
リバーブは長い・短いを別エフェクトで使い分けていることなど、実際どう使っているのかが勉強になりました。
ずっと画面を見ていると、エンジニアの方がどういう意図で、どういうポイントで迷って、最終的にどう判断したかが手に取るようにわかるので、とても楽しい時間でした。
出来上がった後に話を聞いたら、やはりここに時間をかかりますねーと言っていました。
④マスタートラックを調整
マキシマイザーなどをかけて音圧を上げます。
コンプレッサーもかけますが、かけすぎると音が歪んでしまうので、あまりかけないと言っていました。私はいつも音圧アップのためにコンプレッサーをガンガンかけてしまうので注意します。
ということで、学ぶべき点がたくさんありました。そして作業スピードが速いです。
いまカメレ音楽隊では、録音はやったもののマスタリングをやらなきゃいけない曲を何曲かためてしまっているので、どんどんやっていきたいところです。
マスタリングって時間をかけようと思えばいくらでもかけられてしまうので、ある程度時間や期限を区切ってやるのがいいのでしょうね。期限がないとやらないので。
気になる価格
4時間1曲やって37,200円でした。
エンジニアの方に音の調整などもやっていただくのも込みなので、安いと思います。
録音に行き詰っているバンドさん、もっとステップアップしたいバンドさんなど、おすすめです。
今回録った音源はこれからMVなどで使おうと思うので、お楽しみに!
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