このあいだの練習での気づき
人に伝えるための言語化
みなさんは、音楽を誰と楽しんでいますか?
一人で作ったり聴いたりするのも楽しいですが、複数人で作る音楽というのは格別ですよね。
複数人で音楽をやるうえで、言語化するってものすごく大事だなぁと改めて実感したことがあったので、書いてみます。
たまに、自分はフィーリングで音楽やっているから言葉にしなくてもだいじょうぶっていう人がいます。
たしかに音楽って最終的には感覚が大事で、音に魂を乗せられるかっていう話になります。でも、言語化しなくてOKという姿勢だと、他の人と音楽ができないです。
具体例
で、先日の練習で何が起きたかというと、表現を詰めていたときのことです。
「ここをもっとこうやって歌ってほしい」
という提案を出してくれたメンバーがいました。しかし、なかなか他のメンバーに伝わらないのです。
最終的には伝わったのですが、時間がかかりました。
なぜこれが起きるのかと考えた結果が、音楽の言語化です。
上の例だと、「ここを」の部分は、こういう点を具体的に言ったほうがよいです。
- 小節・拍
- 誰のパートか
「40小節の3拍目の2ndのパート」みたいな感じですね。
「こうやって」の部分はいろいろあると思いますが、こんなところでしょうか。
- 音量
- 発声
- イメージ
- リズム
表現に関しては言葉で伝わらないものもあるので、言語化+実際歌ってみる、が必要かなと思います。
うまく表現できていないメンバーがいれば、本人の意識も大事ですが、周りのメンバーが上で書いたような項目を聞いて具体化していくプロセスも大事です。
作曲も同じ
カメレ音楽隊ではないのですが、友人と作曲をするのにスタジオに入ったときのことです。
私が考えた歌詞やメロディーに対して、「なんかしっくりこないなぁ」と言う友人ですが、どのあたりがしっくりこないのかがわからないということがありました。
聞いてもわからないし代替案もなかったので、結局私がほぼ曲を作りました。コミュニケーションは大事ですね。
余談ですが、作曲は一人でやったほうがよいと痛感しました。
最後に
一人で音楽作るなら、自分の感覚に身を任せて表現すればいいのですが、多くの場合は伴奏だったりアンサンブルだったり、複数人で音楽を作ることが多いと思います。
私も多重録音にハマってた時期があり、表現は特に決めなくても勝手に合うので統一感もあり、楽でした。
でも、やはりみんなで音楽を創る魅力というのは、自分の中では予期せぬことが出てきたりして、より音楽を楽しくしていけるというのことかなぁと思います。
ということで、コミュニケーションをとるための、音楽の具体化についてつらつら書いてみましたー。
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