JAM2023ってどんな大会なの?過去の大会と比較してみたよ!

ライブ

TSUBASAです。

 

ふと、今年のJAMって例年に比べてどのような特徴があるのか、ないのか、気になったので過去4年分を調査してみました。

※今回の調査は、私の個人的な好奇心で行っているものですので、だから何?ということではありません。アカペラマニアのただの好奇心なのでお気になさらないでください。「へー」ってくらいで読み進めるのをお勧めします。

 

そもそも、こんなことを調べ始めたのかといえば

「今年のJAM、本選組が混声バンドのみじゃね?これってJAM史上初では?」

という発見からでした。これをきっかけに色々要素に分けて調査してみることになったわけです。

 

とりあえずJAM2023の情報のまとめがこちらです。

・「編成」本選組は全組混声バンドです。

・「ステータス」学生のみのグループは6組、社会人が紛れている組が6組です。

・「言語」。予選までの曲でいけば今年はほとんどが邦楽。洋楽はBoogie Cityさんだけです。

・「活動地域」本選に関西がいないのも近年なかったかもしれません。

 

 

単年で見た時の特筆すべきはこの辺りでしょうか?それでは、過去3大会分のデータと比較していきましょう。

 

完全情報かは定かではありませんが、なんとなーくまとめてみました。

一個ずつ考察してみましょう。

 

【バンド名】

年によって非常に差が出てくるのがバンド名

特にカタカナはJAM2019では0だったのに対し、JAM2021では一番多く使われています。

でもやはり安定して多いのは漢字。ただJAM2019は漢字が1バンドのみでした。今年は漢字が1番人気です。

ここで他のバンドに差をつけたい君は、サンスクリット語とか使ってみよう!शुभकामना!

 

【人数】

人数も、やはり気になるところ。

やはり最も多いのは予想通り6声バンド。それに続くのが5声、4声、そして7声

7声は最近になってふえてきた感じですね!予定合わせるの大変そう!

4声は近年、1バンドずつ出ています(ゆのみ、春のしらべ、Merry Widow)今年の4声枠はカメレです。

一時期めちゃ4声いた時期があったような気がしますが(2010、2011、2015、2016、2018は2バンド出ていました)

なお、4声がBOJをとったのは2007のQUILT、2016の蝉と、あの子の2バンド

ちなみに初代BOJ(Best of JAM)はJAM2005。皆様お馴染み『Mike Pistons』。「Never gonna cry!」は必聴!

 

【活動地域】

JAMは関東のイベントということもあって、やはり関東勢が多いですね。

次いで関西、東北、中部が続きます。九州は2022が初だそうな!

去年はほとんどが関東だったんですね!2019は割とばらけています。

今年の東北勢の躍進が際立ちますね。過去のデータを調べても関西勢が本選にいないのは過去にないかと。

(一方、JAM2017みたいに6/10関西という年もあります。)

 

【学生?社会人?】

昔は社会人グループが出てくると「おおぉ」という珍しさを感じていましたが

(JAM2011のむらさきのうえ♪さん、JAM2016のBLESSさん、Hana〆Kingさん。むらさきのうえ♪さんは、なんと2004年から出場し、2011年までで4回出場しています。)

 

JAM2018くらいから毎回コンスタントに出てくるようになりました。

今年はといえば、半分が社会人を含むバンドになっています。

私たちにとっては、社会人のアカペラシーンが盛り上がることは嬉しいことです✨

学生時代だけで結果を残すことができなかったとしても、諦めずに挑戦し続けることができるのですから!

 

【編声】

今回の調査のきっかけです。混声がほとんどを占めるのは傾向としてありましたが混声のみはやはり初めて

(JAM史上初っぽいです(創世記(1999~2002)あたりは自信ないですが…))

こう見ると、近年は単声はもともと多くはなかったですね。

(多い年でいくと、JAM2017はヤロバン3バンド。JAM2010、JAM2015は辞退含めるとヤロバン4バンド)

ギャルバンが2バンドだった昨年は結構珍しかったですね!

 

【パーカスの有無】

パーカスの有無の嗜好は各自持っているかと思いますが、

近年、パーカスなしバンド率が上がってきていますね。

ただこれはあくまで、過去4年だけでみた時の話で…

JAM2018もパーカス無しが4バンド、そのまえも平均3バンドくらいいそうなので、2019、2021が特別パーカス有が多いだけかもしれません。

 

【結成年数】

最近は組んですぐに大会で結果を残すバンドさんが多い気がします。すごすぎます。

お笑いで言えば、結成1年でM-1本戦に行った南海キャンディーズとかみたいなイメージです。

そんなしずちゃん山ちゃんのようなエース級がバンバンと出てくるわけです。戦々恐々です。

 

ですが、我々のように結成8年とかかかる燃費の悪いバンドもあります笑

(結成8年で決勝進出はM-1 2022で言えばオズワルドやさや香やカベポスター….脂がめちゃ乗っている世代じゃないか!)

 

下記の表は、バンドXアカウントの開始日から逆算をしてみたものです(本当の結成日は知る方法がないため、あくまで参考です)

最近は、割と結成1年以内にJAM本戦に出場するバンドさんが多いですね。

無所属率(インカレ率)も増えていることから上手い人を集めて短期で出場を狙う。というの方法が非常にコスパが良いのかもしれません。

(言うなればM-1 2020準優勝のおいでやすこがですね)

 

それもアリですが、長年落ち続けてやっと出場できた!という喜びはひとしおなので、ぜひバンド活動を長く続けて目指してみてほしいですね。(JAM出場を機にバンドを長く続けていくというのもありです)

 

【言語】

歌う曲の言語ですね。最近は変動はあれど邦楽が多いです。

これは仮説ですが、プロアカのカバーが少なくなってきたところが一因としてあるかもしれません。

今年は「The Boogie City」さんのみ(今の所)かと思います。割と言語は半分ずつくらいかと思っていたので目から鱗でした。

意外と、過去のをみても毎回3バンドくらいかも…15年くらい前はもうちょいいましたがやはりプロアカカバーが多いですね。

来年JAM出場を目指す方、洋楽は結構目立てるかもです。Idea of northとか長らく歌われていないので狙い目です(とか言っていたらJAM2011はIdea of north2バンド被りとかありましたが…)

 

ここまで読んでいただいた方はありがとうございました。

最初にもありましたが、今回の調査は、私の個人的な好奇心で行っているものですので、だから何?ということではありません。

もっと過去まで遡ればデータ的にはもっと面白いかとは思いますが、社会人(子育て中)の空き時間ではこれで精一杯です笑

 

 

単なる自己満足になってしまいましたが、24年続くイベントのボリューム感を改めて感じることができました。

単純に考えて、過去250バンド近くがこの最高の舞台に立てている。のべ1,200人以上になりますよね。とんでもない数字。

歴史あるイベントに出場できる喜びを噛み締めて、本番を楽しみたいと思います。

 

 

最後に…

ステージでの演奏はもちろんですが、カメレ音楽隊は共演者との交流・リスペクトを同じくらい大事にしています。

なので、お気軽にお声がけください。少なくとも私はあなたのバンドのことを予習済みです

話しかけてもらうと、想像以上に喜ぶ4人組です。そして意外と社交的です。

 

 

以上、TSUBASAでした。打ち上げが楽しみです(あれ、あるっけ?)

 

 

 

 

 

 

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