【アレンジ解説】アカペラアレンジに役立ちすぎる曲!『A CAPPELLA ARRAGE(仮)』

ライブ

歌ってみた

ソラマチの打ち上げで歌わせていただきました!

当日の様子は別記事で書いていますので、よかったらそちらもぜひ。

ありがとう!ソラマチアカペラストリート2019!
思いっきり楽しんだ3回目カメレ音楽隊、3回目の出演。今年も思いっきり楽しみました!練習@控室写真撮り忘れましたが、ものすごい人数でした。当然、ものすごい熱気でした。ちょっとだけ知っている人いました。ラボーチェの4つ上の先輩がいたのにはびっく

 

カメレ音楽隊からはみってぃとたくまで参戦!楽しかった!こんな感じでした。

メンバーはこんな感じで。

  • lead:龍くん
  • 1st:mitty
  • 2nd:たくま
  • 3rd:みやけん
  • bass:ひろくん
  • perc.:よっさん

普段ベースのたっくんが2ndコーラスにチャレンジしてます!

すばらしいスピード感

元ネタはこちらです。龍くんの安定のうまさ。

これのそもそもの発端としては、みやけんが作詞して、Tassyさんが曲をつけて、龍くんが多重録音した、という流れ。

すばらしいスピード感。見習うべし。

この曲がアカペラアレンジに役に立つ理由

いろんな人の役に立つ楽譜

せっかく歌わせていただいたので、解説を。

アカペラアレンジあるある、ということで、いろんな方に役に立つ、なかなか実践的な曲だと思います。

使われている手法を整理します。(歌詞の通りだけど)

  • あたまサビはユニゾン
  • ラスト一音で和音
  • Aメロコーラス抜く
  • コーラスの一人がリードの3度上
  • Bメロベルトーン
  • Bメロ後半ボイパ四つ打ち
  • サビのコーラス「Hah」「Oh」「Wa」
  • コーラス英語歌詞
  • 字ハモの最後でコーラスロングトーン

あと、作ったのがTassyさんで、たぶんコード進行とかきれいに作る人なので(話したことないからたぶんだけど)、きれいなコード進行です。Bメロの一時転調とかもナイスです。アニソンとかで使われるやつです。

アカペラアレンジ未経験or初心者

「アカペラアレンジをしたいけど、どこから始めたらいいかわからない・・・おしえて、おじいさん・・・」

という話は、アカペラやっている人であれば誰しもぶち当たる壁かと思います。

そういった方々にとって、この楽譜は、

「定番の手法をおさえる」

ために役立ちます。

上に書いた手法一覧を何となく組み合わせて音をはめていけば、とりあえずある程度のかたちにはなるかなと思います。

ということで、初めてのアカペラアレンジにGood!

そもそもアカペラプレーヤーではなく聴く人にもGood!こういう工夫がされているんだぁとなり、さらに楽しめます!

アカペラアレンジ経験者

もう定番なんて知っているよ!というベテランアレンジャーの方にも、おすすめです。

というのも、この曲に入っている手法は多くの人がやっていることなので、「ちょっと変わったアレンジで個性を出したい!」というベテランの方によっては逆に利用してしまいましょう

つまり、「この曲に使われている手法はなるべく使わない!」です。

次のステップアップとしてぜひ活用してみてくださいね。

じゃあたっくんは?

なるべく使わない派

カメレ音楽隊の楽譜を書いている、たっくんは実際どうなの?あるある手法って使うの?って話です。

結論は、使うこともあるけど、極力使わない!です。私は独自性・個性があるアレンジで売っている部分があるので。

1つずつ見ていきます。完全に主観的な話なので、使わないから悪い手法だ!って話ではないです。

■あたまサビはユニゾン

→よく使う。これは印象を残すうえで効果的なので。

 

■ラスト一音で和音

→あまり使わない。なんとなく、ダサい印象なので。

 

■Aメロコーラス抜く

→よく使う。リードを目立たせるというより、曲全体のメリハリをつけるために使います。

 

■コーラスの一人がリードの3度上

→あまり使わないかも。使わないように気をつけているわけではないけど、なんとなく、ダサい印象。

 

■Bメロベルトーン

→これ!!実は私はベルトーンは使いません。個人的に、ベルトーンは好きではないのです・・・。

ここで語りきれないので、こちらの記事で書きました!

アカペラアレンジでベルトーンを使ってはいけない3つの理由
アカペラアレンジは自由!ちょっと過激なタイトルにしてしまったので、いきなり逆のことを書きますが、アカペラアレンジに正解はないですし、自由です。ちなみに、一番私が大事にしていることは、想いが伝わる楽譜かどうか、です。しかーし!そんななか、私が

 

■Bメロ後半ボイパ四つ打ち

→四つ打ちも使いません。なんとなくダサい感じがするので。サビが何度も繰り返したくて、その中で差をつけたいときは、ベースパーカスで四つ打ちにします。やるときは、ひたすら四つ打ちはダサいので、フィルイン的なやつをはさんで、飽きないように工夫します。

しかし、パーカスありのグループを久しく組んでない・・・。

 

■サビのコーラス「Hah」「Oh」「Wa」

→あまり使わない。これもあからさまに使うとダサいので、使うならさりげなく。

 

■コーラス英語歌詞

→あまり使わない。ダサいから。日本語の歌詞を無理やり英語にすればかっこいいでしょ?みたいに私は思ってしまいます。(ひねくれものなので・・・!)

コーラスも歌詞を入れて、ちゃんと歌詞を伝えたいのであれば、日本語の歌詞なら日本語で入れるべし

 

■字ハモの最後でコーラスロングトーン

→あまり使わない。これもダサいから。どうせなら全員で言い切ってしまいたい、というのもあります。

 

最後に

書いてて確信しましたが、私はやっぱり「あるある」はなるべく使わない方向でアレンジしてました。

まぁ役に立つのもそうですが、何より歌ってみて楽しかった!!

写真は「サビのあたまのHah」の瞬間!

 

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ソラマチ2019当日の様子はこちらから。

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